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たこ焼きとラフランス

伯耆大山登山

2009年8月20日。鳥取だかしまね高にある法北大山に登ってきた。



伯耆大山ってのは―、まぁ、知ってる人は知っている。中国地方の名峰。
別に自分は山に詳しいとかそういうことはないけどもね。中国地方で登っておきたい山、登ってみたい山といえばこの山だと僕は思ったわけだ。
現在も崩壊を続ける山頂部の稜線。北壁に見る荒々しい岩。遠くから見る整った三洋。頂上から見る宍道湖の景色。

その上に電車・バスのアクセスも良い。文句ないね。


ネカフェで目を覚ます。
いそいそと準備をして出発。外はまだ暗かった。



伯備線にどんどこどんどこ揺られることしばらく。
私は米子駅に降り立った。
米子駅からはバスで移動。

大山寺のバス停に着いたのはようやく10時くらいだろうか。
バス停周辺は思ったほど人は多くなかったね。

大山寺は普通に観光名所。登山客以外を目当てに店が軒を連ねる。みやげ物屋とか食事処とかそういうの。
大山寺前のメインストリートは、もうずーっとまっすぐな石畳の坂道がつっづく。典型的門前といった様子である。

地形図を眺め眺め、近くの看板を確かめ確かめ。
10時半くらいには登山口のトイレ(南光河原駐車場)に着いた。登山届ポストがあったから提出。
山頂の方を見たらガスってた。
まぁ、そうそう期待はしてなかったさ。時期も時期だし。

登り始める。
登ってて驚いたのは家族連れの多さだ。普通に子供が登ってる。
もし自分がその子供だったら絶対に登りたくないね。

階段多すぎ。きっついねぇ。
だけど、僕は通常よりも相当早いスピードで登った、つもりだ。
一つはハードに登ってみたかった。
もう一つはできるだけ早いバスと電車で帰りたかった。でないと今日中に高松に行けないから。



11時半過ぎに6合目小屋に到着した。


それまで大した景観はなかったが、ここでようやく伯耆大山の北壁を拝むことができた。



tiatgus 063.jpg


岩の風化で現在進行で崩壊し続けている。
たしかに・・・いたるところに崩壊後がある。
それ以上に上の方が白くて見えないのが若干の恐怖。
まぁ、行くんだけどもね。


ここから先は岩っぽい道が続く。登りにきー。疲れるわ―。

上から下りてきた登山客とちょっと立ち話。
何やら、上は風がめっちゃくちゃ強く寒いらしい。

ですよねー。降りてくる人みんな合羽着てるもの。

とりあえず上に行く。
突然景色が開け、草地に出る。そっから木道。


聞いてた通り風が強い。ちょっと寒い。

でも僕は半袖に8分のパンツで進む。もちろん合羽や防寒具は人揃え持ってるが、「さむっっ!!!」って感じの寒さではない。水滴も降ってないし。
ここらは一帯がガスってる。下の方で見たガスの真っただ中にいるのだろう。
少し進むと山頂小屋が。

そこから3分も歩かぬうちに山頂に着いた。12時20分。
下から上まで2時間かからなかったね。




tiatgus 065.jpg




ここからの景観は結構楽しみにしてたんだけどねぇ。
崩壊により通行禁止の登山道が見たかったなぁって。
山頂の標識のすぐそこに、ロープをたくさん、蜘蛛の網目のごとく張り巡らせて「通行禁止」ってかかれたところがあった。
たぶんそれがそれなんだろう。
槍穂縦走よりよっぽど危険な縦走ロ。

繰り返し言う。いやぁ、見たかった。


同じ時間帯に到着したオッサン1人と、おばさん集団としばし雑談、写真を撮ったり撮られたり。


戻って小屋に入る。
この小屋の中の雰囲気が私はとても怖かった。
暗くて、ドア開けた瞬間、中にいた人たちが一斉にこっちを見るの。
結構広い小屋なんだけどもね。1分1秒もいたくなくてすぐに外に出る。
風の当たらないところでちょっと休憩してから下山。


下山中は登る人に対して優越感を持って接するのが僕のジャスティス。なんてのは冗談で。
登ってきた高校生くらい?の集団が僕に「あとどんくらいっすか!?」って聞くから、僕は余裕を持って「あと20分くらいかな。頑張れよ!!」と答えるのです。こんな感覚が僕は大好き。

登りとは違うコース。
大山寺の境内い直接降りるルートを行く。




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下山中。北壁の眺め。かっちょいいー。




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大神山神社奥宮。
大山寺の奥にある。大山寺よりこっちがかっこいい。



14時には下山完了した。
近くにお風呂入れますってお店があったから500円で入浴。さっぱりー。

ふろ上がり、ソフトクリームが食べたくなったのでソフトクリームを食べる。
時間を見たら、バス出発ぎりぎりの時刻だった。

急いで乗る。


米子駅着。





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鬼太郎電車だーと思って撮影。


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